本文へ移動Skip to main content
AHPC 802.11ah推進協議会相談Consult

SunCurve — 防犯カメラの、その先へ。AIで、暮らしとビジネスに新しい可能性を。SunCurve — Beyond security cameras. Opening new possibilities for everyday life and business with AI.

この記事は現在、日本語のみで公開しています。 / This article is currently available in Japanese only.

業務用防犯カメラ技術ラボ AI研究テーマ:PoC・研究中 / 正式提供前AI research topic: PoC / research — not generally available
技術解説・公開記事 /camera-lab/sensor-size-and-pixels/
IMAGE QUALITY 04技術解説・公開記事

画素数とセンサーサイズ。400万画素・800万画素をどう考えるか

高画素は広い範囲の細部を残せますが、暗所、動体、レンズ、圧縮、必要帯域との取引条件があります。1/1.8型4MP機と1/2.5型8MP機の実例を使い、用途に合う読み方を整理します。

画素数、センサーサイズ、レンズ、画像処理の関係を示す業務用カメラの一般構造図
SunCurve制作の一般構造イメージ。掲載モデルの実際のPCBではありません。
01 / TWO DESIGNS

4MP大型センサーと8MP高解像度は、狙いが違う

IPC-HFW5442E-ZEの公式仕様は、1/1.8型CMOS、最大2688×1520、2.7〜12mm電動ズーム、IP67、IK10を示します。4MPと比較的大きなセンサーを組み合わせた構成です。

IPC-HDW5831R-ZEは、1/2.5型8MP、3840×2160、2.7〜12mm電動ズーム、IP67、PoE、金属筐体です。明るい環境や広い範囲で後から細部を確認したい用途では、8MPの情報量が役立ちます。

資料で確認できる事実
  • IPC-HFW5442E-ZE:1/1.8型、4MP、2688×1520、2.7〜12mm、IP67、IK10
  • IPC-HDW5831R-ZE:1/2.5型、8MP、3840×2160、2.7〜12mm、IP67、PoE、金属筐体
02 / PIXEL DENSITY

同じセンサー面積なら、画素数を増やすほど一画素は小さくなる

Axisの技術資料は、同じセンサー面積に多くの受光部を置くと、一画素が受け取れる光が減り、低照度で増幅とノイズの課題が出やすいと説明しています。これはセンサーの一般原理であり、個別モデルの優劣を直接証明するものではありません。

1/1.8型4MP機は、画素数と受光面積のバランスを取る一つの設計例です。一方、8MP機は十分な照明、適切なレンズ、帯域が確保できれば、高い空間解像度を活かせます。

03 / FRAME RATE

解像度を上げると、フレームレートや帯域にも影響する

HDW5831R-ZEの公式仕様では4K時15fps、3MP時25/30fpsです。HFW5442E-ZEは4MP時25/30fps、1080p時50/60fpsを仕様に持ちます。解像度設定によって、同じカメラでも時間方向の情報量が変わります。

対象が動く現場では、一枚の静止画の細かさだけでなく、必要なシャッター速度とフレームレート、圧縮後の細部が残るかを確認します。

資料で確認できる事実
  • HDW5831R-ZE:4K 15fps / 3MP 25・30fps
  • HFW5442E-ZE:4MP 25・30fps / 1080p 50・60fps(公式仕様の最大値)
04 / USER TESTS

第三者の比較映像は、条件と限界も一緒に読む

B5442E-ZEのレビューは、1/1.8型4MP機を2MPや8MP機と同じ場所で比較し、夜間のシャッター、ゲイン、IR、ノイズ、圧縮の違いを観察しています。ただし提供品レビューで、設定と照明に依存する一例です。

HDW5831R-ZEのレビューでは、昼間の細部は高く評価される一方、暗所で増幅するとノイズが増え、動体や圧縮に課題が出るという観察があります。これも単一ユーザー環境の結果で、全8MP機への一般化はできません。

05 / OPTICS & CODEC

センサーの情報を、レンズと圧縮が最後まで運べるか

高画素センサーでも、レンズの解像力、焦点、前面ガラス、モーションブラー、ビットレートが不足すれば、記録映像で細部を失います。逆に適切なレンズと照明があれば、高画素は広い画角から必要部分を取り出す余裕になります。

録画容量や帯域は、画素数だけで決まりません。コーデック、ビットレート、フレームレート、画面内の動き、ノイズで変わるため、未確認の実効ビットレートを解像度から推測して掲載しません。

06 / CHOOSE BY PURPOSE

昼の広域確認か、夜の動体か。先に目的を決める

日中の広い敷地を高精細に残す、照明のある店舗で細部を確認する、といった用途では8MPが合理的です。暗い通路で歩行者を捉える、照明が限られる入口で短い露光を保つ場合は、4MP大型センサーや2MP低照度機が合うことがあります。

最終的には設置位置と対象距離で必要な画素密度を決めます。数字の大きいカメラを先に選び、後から現場を合わせる順序にはしません。

SUNCURVE REFURBISHED

業務用整備済みカメラは、用途と実映像で選ぶ

実際に使用された商品は中古整備品です。SunCurveでは、現在サイトで確認済みの外観・状態確認、初期化、ネットワーク通信確認、映像出力確認、最終動作確認を行います。高画素という表示だけでなく、対象距離と画角に合うかを確認します。

  • 業務用整備済みカメラ
  • 整備・動作確認済み 業務用ネットワークカメラ
  • 中古整備品
整備済み業務用カメラの案内を見る

本記事は業務用ネットワークカメラの内部構造・映像設計に関する技術解説であり、特定メーカーや特定製品の導入を推奨するものではありません。実際の導入では、機器の状態、ファームウェア、ネットワーク構成、運用条件を個別に確認する必要があります。

SOURCES

参照資料と使い方

本文は資料の全文翻訳ではなく、SunCurveによる独自分析です。技術判断に必要な範囲だけを引用画面として示し、各資料の原文へリンクしています。

  1. 01

    メーカー公式製品資料(日本語)

    IPC-HFW5442E-ZE(生産終了製品)

    著者・発行元:製造元

    1/1.8型4MP、2688×1520、レンズ、フレームレート、IP67、IK10の一次資料

  2. 02

    メーカー公式製品資料

    IPC-HDW5831R-ZE(生産終了製品)

    著者・発行元:製造元

    1/2.5型8MP、3840×2160、レンズ、フレームレート、金属筐体、IP67、PoEの一次資料

  3. 03

    IP Cam Talk

    Review - OEM IPC-B5442E-ZE 4MP AI Varifocal Bullet Camera With Starlight+

    著者・発行元:Wildcat_1(フォーラム上の表示名)

    4MP・2MP・8MPの比較観察。提供品レビューであり、主観評価は公式事実と分離

    IP Cam Talkの4MP業務用カメラ比較記事で動体条件別の比較画像を示す引用画面
    動体、シャッター、ゲイン条件の比較画像と英語説明が確認できる範囲を引用しています。原文を開く
  4. 04

    IP Cam Talk

    HDW5831R-ZE review

    著者・発行元:wopi82(フォーラム上の表示名)

    昼夜、圧縮、ノイズ、動体、電動ズームの使用観察。単一環境の結果として利用

    IP Cam TalkのIPC-HDW5831R-ZEレビューでWDR比較を説明する引用画面
    2MP機とのWDR比較について、評価者の説明と比較箇所が分かる範囲を引用しています。原文を開く
  5. 05

    Axis Communications

    Sensor size and image quality in 4K cameras

    著者・発行元:Axis Communications

    画素サイズ、受光、増幅、低照度ノイズの一般原理

NEXT READING

関連する記事とサービス